西陣あかりや1日1000円 京都西陣のレンタル着物屋

- この2年間を振り返って -

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はじめまして。西陣あかりやの女将の夫です。
 
おかげ様で西陣あかりやは今年の7月で2周年を迎えることが出来ました。
 
3期目が始まるのに合わせ、webサイトをリニューアルし、西陣あかりやの女将である妻と共にブログを始めることにしました。
 
妻は京都や着物の魅力を、私は西陣あかりやのマネジメントと夫婦で働くことについての考察を書いていこうと思います。
 
第一回目は西陣あかりやのこの2年間の歩みを振り返りたいと思います。

プロローグ -2012~2015-

2012年、結婚し大阪から京都へと移り住んだ妻は日本の伝統文化に興味を持つようになりました。
 
私たちが住む地域が織物の産地で有名な西陣であり、私の実家も和装に関わる仕事をしていた影響かもしれません。
 
妻は茶道や着付けを習い始めるようになり、着物を着る機会も増えていきました。この頃から妻は着物に関する仕事をしたいと思うようになったようです。
 
私はといえば、西陣帯で有名な地域で育ち、実家も和装関連の仕事をしていたので着物に対しては愛着はありましたが、それを仕事にすることは考えたこともありませんでした。
 
和装業界の厳しさを知っていたからです。
 
私が子供の頃は、あちこちから機織りの音が聞こえ、西陣は織物の産地として活況を呈していました。
 
私の同級生の親も多くが、織屋、糸商、染色工場など西陣織に関連した仕事に従事していました。
 
しかし、バブル崩壊後、和装業界は縮小し当時の面影はなくなってしまいました。
 
倒産による夜逃げや自殺など悲惨な話も数多く聞きました。
 
なので着物に関する仕事がしたいという妻の話をあまり真剣には聞いていませんでした。

着物レンタル店をやりたい -2016冬-

妻はどんどん着物にのめり込んでいき、それに合わせて家には着物がどんどん増えていき、ついには50着以上になりました。
 
そして相変わらず着物に関わる仕事がしたいと言っていました。
 
その情熱に絆されたのと、家に溢れ少々邪魔に感じてきた着物の有効活用のため、着物レンタル店を始めてはどうかと話し合うようになりました。

着物レンタル店をやろう -2016春-

夫婦で話し合いを重ねた結果、第四子の出産予定である6月の次の月、7月のオープンを目指そうということになりました。
 
育児との両立を兼ねるため、家から近く安い物件を探したところ、高校時代の親友の秋山君の紹介により、古い町屋を5月に借りることが出来ました。
 
経費節約のため、工務店には頼まず、内装は私がほとんど一人で手がけました。
 
また、妻の着物コレクションだけでは足りなかったので知り合いから要らなくなった着物を集めて回りました。
 
多くの方が協力して下さり、沢山の着物を集めることができました。
 
内装が整い、着物が集まり、後はオープンを待つのみとなりました。

西陣あかりやオープン -2016夏-

予定通り6月に第四子が誕生し、7月10日に西陣あかりやはオープンしました。
 
オープン直後の7月14、15、16日は浴衣を着た大勢の観光客で溢れる祇園祭りの宵山のため、一気にお客様をつかみはずみをつけようとインターネットで広告を出しました。
 
しかし、期待とは裏腹に予約は一件もありませんでした。
 
西陣あかりやの出だしは惨憺たるものでした。
 
結局最初にご予約の連絡があったのはオープンから2週間もたってからのことでした。
 
そこからはポツポツと予約が入り、1日に5、6人のお客様が来られる様になりました。
 
順調とは言い難い状況でしたが、妻はさほど落胆もしていないようでした。
 
観光地から遠い立地のため家賃も格安で、家賃を支払った後も妻のお小遣い程度の収入にはなったからです。
 
私は西陣あかりやをビジネスとして捉えていたのに対し妻は趣味の延長として西陣あかりやの仕事を楽しんでいるようでした。
 
オープン当初はお客様が少ない分、丁寧に接客することができました。
 
ゆっくりと着物を選び、おすすめの観光地の話をしたりとお客様とのコミュニケーションを楽しみながら日々を過ごしていました。
 
そうした妻の姿勢が良かったのか、twitterなどのSNSには西陣あかりやの良い評判が並ぶ様になりました。
 
そして予約は徐々に増えていったのです。

軌道に乗る -2016秋-

一年で最も多くの観光客が京都に訪れる紅葉シーズン。
 
観光客数に比例して西陣あかりやの予約も増えて行きました。
 
これまで1日5人程度だったのが20人程度まで増えました。
 
また、これまで妻がほぼ一人で行っていた運営を私も手伝うようになりました。
 
妻が着付けをし、私が着物の返却時に応対するという形になりました。
 
軌道に乗ったと言う手応えがありました。

嵐の前の静けさ -2017冬-

紅葉シーズンが終わり観光客が少なくなる冬、予約は1日あたり10人程度に落ち着きました。ただ、3月の予約が1月から増え始め、2月の半ばには3月は全ての日がびっしりの予約で埋まったのです。

怒涛の毎日 -2017春-

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